【中井やまゆり園】障害者施設で暴力と事故を隠蔽 鎖骨が折れた

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こんにちはカリアゲです。

 

 

 

神奈川県立の知的障害者施設「中井やまゆり園」(同県中井町)で、2年前に職員が入所者に暴力を振るって骨折させたのに、事故として隠蔽した疑いのあることが26日、複数の職員への取材で分かった。

 

同園は「事実関係を確認したい」としている。

 

職員らによると、19年7月、施設内の床に横になっていた男性入所者に対し、男性職員が「邪魔だ」と言って洗濯物などを運ぶカートを肩に強くぶつけた。入所者が後日、診察を受けると鎖骨が折れていた。

 

その様子を目撃した職員もいたが、園は事故扱いにして処理したという。

 

 

入所者の閉じ込めもあった

 

一部の入所者を1日20時間以上、外側から施錠した個室に閉じ込める対応が常態化していることが25日、共同通信の入手した園の内部資料で分かった。職員からは「実質的な虐待だ」との声が出ている。

施錠の対象は、自閉症で強度行動障害などがある入所者。同園の菅野大史園長は取材に対し、現在も3、4人を個室で20時間以上、施錠していることを認めた上で「行動障害がある入所者の安全のため、やむを得ない。短くするよう取り組んでいる」と話した。

同園は殺傷事件があった津久井やまゆり園と同じく県立施設。

 

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