小田急線事件の犯人 刺した理由。勝ち組に見えた 犯人の心理状況

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こんにちはカリアゲです。

 

6日夜、東京・世田谷区の小田急線の車内で、乗客が刃物で刺された事件で、逮捕された36歳の男が、女性を刺した理由について「いわゆる勝ち組の女に見えた」と供述していることがわかりました。

 

 

警視庁によりますと、逮捕された對馬悠介容疑者は6日夜、世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅近くを走行中の小田急線の車内で、20歳の女子大学生を刃物で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。女子大学生は重傷で、他の乗客9人が軽いケガをしました。

7日朝に逮捕された對馬容疑者は「大量に人を殺したかった」「誰でも良かった」などと話していますが、その後の調べで、最初に女子大学生を刺した理由について、「いわゆる勝ち組の女に見えた」と供述していることがわかりました。

對馬容疑者はこれまでに、「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思っていた」などと供述しています。

 

そして、6日午後には、新宿区内の食料品店で万引きをしたとして店員に通報され、「店員が女性で、殺してやりたいという感情が芽生えた」とも話したということです。

 

電車の中の防犯カメラには、對馬容疑者がバッグから刃渡り20センチほどの牛刀を取り出して、突然数回、女子大学生を刺し、さらに逃げるこの学生の背中を刺すなど、執ように犯行に及ぶ様子が映っていたこともわかり、警視庁は女性を狙った無差別的犯行とみて調べています。

 

ここまでが犯行の動機。

 

まずこういった無差別事件のいろんな要素

 

 

殺人の動機で一番多いのは、

人間関係のもつれです。怒り、恨み、憎しみ、復讐心で、人は人を殺します。男女関係のもつれ、無理心中、金目当てで殺し人もいます。

 

一方、殺す相手は誰でもよかったと語る犯人もいます。

 

「快楽殺人」は、殺すこと自体が快感であり、快楽殺人者は自分が捕まらないように巧みな手法で「連続殺人」を実行します。

 

また人を殺すことに対して、抑えられない異常な好奇心を感じて殺す「純粋殺人」と呼ばれる殺人もあります。

人間を解剖してみたいとか、毒を飲んだ様子を観察したいといった強い欲望を持って、逮捕される危険性を冒してでも人を殺してしまう人々がいます。

 

そして、一度に大勢の人を殺す、「大量殺人」もあります。彼らは、自分の人生を終わりにしたいと願うと同時に、この世の中も終わりにしたいと感じています。

 

そして、自分を馬鹿にしてきた世の中を見返すように、最後に大きなことをしようと思って、多くの目撃者の目の前で殺人を犯します。

 

こういった事件はまず弱者が狙われる

 

彼らは無差別殺人者と呼ばれ、「誰でもいいから殺したかった」と語るような殺人者です。しかし、無差別というのは特定個人を狙わないという意味であり、無差別殺人者は人を選びます。

 

彼らは誰かを殺したいのですから、殺しやすい相手を選びます。一人でいる人や、子供、女性、高齢者など、強い反撃が来ない相手を選びます

 

乗り物内の殺人も、繁華街の殺人も、多くの犠牲者は女性や高齢者です。狙いやすい人、逃げ遅れた人、反撃してこない人を狙います。さらに、被害者を救助しようとする人を狙うこともあります。

 

銃を使って屋上から人々を狙うような大量殺人は無差別ですが、それでも銃をもたない反撃してこない人を遠くから狙うでしょう。

 

無差別事件の共通する凶器

 

大量殺人者は、犯行の前に体を鍛えることもあります。銃やナイフなどを集める人もいます。オノ、ナタ、サバイバルナイフや、牛刀など、大きな刃物を犯行に使用する人もいます。大きくて強く目立つ武器は、自分が強くなったような感覚をもたらします。

彼らは、強くなりたいのです。今回の小田急線事件は凶器とみられる牛刀(刃渡り約20センチ)です。

 

 

勝ち組見えた 幸せそうに見えたその心理状況

 

殺人者を「弱者」と呼ぶのは、問題があるかもしれません。しかし社会的強者の悪人は、簡単に逮捕されるようなことをしないでしょう。笑いながら罪を逃れ、甘い汁をすっていることでしょう。

無差別殺人者の多くは、人生の中で挫折しています。彼らは自分を被害者だと感じています。弱者がさらなる弱者を狙い、歪んだ優越感を味わおうとするのです。

 

優越欲求だと思います。

 

人よりも優れていたい、人から認めてもらいたい、という承認欲求の一つになります。 社会的な欲求になります。

権威や権力をもったり、上のポジションにつくなどすると、この優越欲求は強くなり、自分のいうことを聞く人間を欲するようになるし、実際にいうことを聞いてくれる相手も増えます。

 

誰でもよかったと言っている心理

 

人は誰かを愛したり、憎んだりします。様々な思いで、周囲の人とコミュニケーションが生まれます。

 

コミュニケーションは、心の交流です。愛する人に愛を伝え、仲良くなりたいと願い、より良いコミュニケーションを考えます。

 

憎い相手に、自分の辛さ苦しさ怒りを伝えたいと願うこともあります。できることなら、相手から謝罪が欲しいと願います。

 

コミュニケーションは、言葉や文字、表情や身振り手振り、握手やハグ、視線やプレゼントで行うこともあります。良いコミュニケーションは良い人間関係を育て、人を幸せにします。

 

しかし、コミュニケーションが歪むこともあります。人間を人間としてではなく、道具として使ってしまうこともあります。

イライラして、誰かを殴りたいと感じてしまう人もいます。ムラムラして誰か異性に触れたいと思う人もいます。

 

誰でもいい、無差別です。鈴木花子さんとか、佐藤太郎さんとか、特定の人でなくても良いのです。弱い人とかきれいな人とかは思うかもしれませんが、特定個人ではありません。これは、歪んだコミュニケーションです

 

すれ違いざまにわざと女性にぶつかる男性もいます。通りすがりの子供を殴る人もいます。

 

相手も人間なのに、人間を自分の欲求のはけ口としての道具にしてしまっているのです。人間の「モノ化」です。

 

人間関係は難しいものです。人間関係の中で傷つくことも多いでしょう。でも本来は、人間関係でできた傷は、人間関係の中でしか癒せません。

 

人を物として扱ったのでは、一時的なストレス発散しか得られません。人間と人間との間の、豊かなコミュニケーションが、私達の心を癒すのです。

 

無差別殺人は、言うまでもなく許されない犯罪です。ただ、毎日日本中でおきているわけでもありません。

 

しかし、一見強者に見える弱者がさらに弱者を苦しめている姿は、私達の日常生活の中にもよくあることかもしれません。犯罪は社会を映す鏡であり、無差別殺人の背景には、私達の社会の歪みがあるのかもしれません。

 

人を見てあいつはいいよな。とかなんであいつはうまくいってるのとか。いろんな嫉妬があると思います。

 

ですがそんな感情は人生において時間の無駄ですし、嫉妬した所で何にもなりませんし腹も膨れません。

 

仮に嫉妬したとしてもそれをプラスのエネルギーに変えましょう。人生は不公平で理不尽です。ですが承認欲求を捨てれば人生気が楽になると思います。

 

今回幸い亡くなる方はいませんでしたが、犯人がやったことは絶対に許されません。こんな事件がなくなることを祈りたいです。

 

 

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