こんにちはカリアゲです。
韓国の中央防疫対策本部は20日、国内入国後の隔離免除から除外される新型コロナウイルス変異株流行国として36カ国・地域を指定したと発表した。
来月から、ここに含まれる日本やペルーなどから入国した場合、新型コロナウイルスワクチンを接種していても2週間の自主隔離が義務付けられる。
前回の26カ国・地域からマレーシア、ウルグアイ、パラグアイが指定を外れ、日本、ペルー、トルコなど計13カ国・地域が追加された。
政府は現在、新型コロナワクチンの接種を完了した入国者に対し、PCR検査で陰性かつ症状がなければ2週間の自主隔離を免除している。
先月からは重要な事業、学術・公益、人道的目的のほか、直系家族訪問のため国内に入国する場合も隔離を免除している。ただ、いずれの場合も変異株が流行する国からの入国者は免除対象から外される。
中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)副本部長はこの日の定例会見で、主に「ラムダ株」の流行国を変異株流行国に含めたとし、9月1日以降、これらの国から入国した場合、隔離免除から除外されると説明した。
韓国でも新型コロナ感染者増加中
韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2052人増え、累計23万2859人になったと発表した。
市中感染が2001人、海外からの入国者の感染が51人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(2152人)より100人少ないが、2日連続で2000人を超えた。
夏休みシーズンと光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)の連休(14~16日)に人の移動が増えた影響が引き続き表れる可能性があり、感染力の強い「デルタ株」も全国に広がっていることから、感染規模はさらに拡大する恐れがある。
これを受け、政府は感染防止策「社会的距離の確保」のレベル(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)を来月5日まで2週間延長する方針を決めた。
第4段階での飲食店・カフェの営業時間は現行の午後10時までから午後9時までに短縮する。
ただ、午後6時以降の私的な集まりは2人までとしていたが、飲食店・カフェに限りワクチン接種者2人を含む4人までの会合を認める。
新たに確認された市中感染者2001人を地域別にみると、京畿道が633人、ソウル市が549人、仁川市が117人で、首都圏が計1299人と全体の64.9%を占めた。首都圏の感染者数は3日連続で1000人を上回っている。
首都圏以外の地域では、釜山市が131人、慶尚南道が88人、
忠清南道が71人、慶尚北道が64人、
大田市が58人、済州道が56人、
忠清北道が44人、大邱市と全羅北道がそれぞれ39人、
蔚山市が28人、江原道が26人、
全羅南道が23人、光州市が22人、
世宗市が13人の計702人で、2日連続で700人を超えた。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは51人だった。このうち13人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの38人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から6人増えて計2197人となった。韓国国内の平均致死率は0.94%。
重篤・重症患者は前日より5人少ない385人で、3週間連続で300人を上回った。
19日の検査件数は4万8305件で、前の日より8714件少なかった。ほかに臨時検査所での検査件数が10万9797件だった。
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