【阿蘇山噴火】で東海大地震誘発?火砕流は新幹線並の速さで流れる

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こんにちはカリアゲです。

 

 

 

火山活動の高まりがあるとして、気象庁が噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げていた熊本県の阿蘇山が10月20日午前11時43分、噴火した。

 

気象庁によると、火砕流が火口から1キロメートル以上の場所まで到達。さらに大きな噴火が起こる可能性については、「マグマの上昇を示す明瞭な地殻変動はなく、現時点では考えにくい」と否定。

 

火口から4キロメートル以内に住居がないため、「避難までは必要ない」としている。

 

それにしても、300度近い高温の火砕流が新幹線並みの速さで流れ下ってくるのだから、人的被害がなかったのは何より。

 

噴火警戒レベルを3に引き上げましたが、火山性地震の活発化、山体周辺の地殻変動などは観測されていません。大規模な噴火へと繋がる可能性はなさそうです。今回の噴火は、地下水などがマグマに熱せられたことで発生する水蒸気爆発である可能性が高い」という。

 

熊本県では2016年4月に震度7を記録した熊本地震が起こっている。

 

武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀氏の話。

 

熊本地震は活断層が起こした直下型地震です。私は、熊本地震が起こった背景には、南海トラフに関係するプレートによる圧力が働いたのではないかと考えています。同様に今回の阿蘇山噴火にも関連がありそう

 

ここで少し説明しておくと、南海トラフは静岡県の駿河湾から九州の宮崎県沖まで続く海底の溝(トラフ)。

 

フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む場所である。そして、南海トラフでの動きが九州の活断層に影響を与え、その結果、熊本地震が起きたとも推測できるのだ。

 

 

 

南海トラフ地震が近いことを感じさせる

 

 

地震と火山は兄弟のようなものです。プレートが動くことで直接的に起きるのが地震です。一方、火山はプレートが動き、潜り込むことによって深さ90キロメートルから100キロメートルの地点でマグマが生まれ、マグマ溜まりを作りながら噴火に至るのです」(島村氏)

 

 

 

熊本地震も阿蘇山噴火も「中央構造線の上で起こっているのが重要」と島村氏は指摘する。熊本地震が発生した同年10月8日未明、阿蘇山も36年ぶりに爆発的噴火を起こしているのだ。

 

この時の阿蘇山噴火は熊本地震に刺激されたと考えられます」(サイエンスライター)

 

 

 

ちなみに、中央構造線は鹿児島から熊本、大分を通って四国北部を抜け、紀伊半島から長野県、関東にまで達している大活断層。同断層が活性化しているため、熊本、長野などで中、小規模の地震を起こしているのだ。半面、阿蘇山噴火にはこういう見方もある。

 

太平洋プレートが南西へと引っ張られ、九州や沖縄地方が圧迫され、火山活動が活発化したと考える研究者もいます。東からのプレッシャーのため、地下に溜まったマグマが地上に飛び出したのが阿蘇山噴火というのです。

 

事実、桜島、薩摩硫黄島、口永良部島などの活動も活発化している。桜島は通常1年間に50~100回ほどしか観測されない小さな噴火が、このところ1300回も起きています。そして阿蘇山噴火でしょ。南海トラフ地震が近いことを感じさせますね

 

 

 

太平洋プレートの圧力が強まっていることもあり、伊豆・小笠原海溝のマグマにも、大きなプレッシャーが加わっています。最近、あちこちで海底火山が噴火しているのが何よりの証拠です」(社会部記者)

 

 

 

 

地震に誘発される富士山の噴火

 

 

加えて、太平洋プレートが南西に引っ張られ、静岡県西部から愛知県東部までの地域で、太平洋プレートがユーラシアプレートの下に潜り込もうとしている。

 

もしユーラシアプレートが太平洋プレートのプレッシャーに耐えられなくなり、境界部分がハネ上がると、震度7の巨大地震が起きるでしょう」(同)

 

 

 

 

東海地震である。東海地震が起きると、津波はもちろんのこと、心配されるのが地震に誘発される富士山噴火である

 

富士山が噴火したのは、約300年前の1707年。宝永大噴火の49日前には、M8.6からM9と推定される宝永地震が起きています。それが東海地震だと考えられているのです」(同)

 

つまり、太平洋プレート説は阿蘇山噴火に次いで、南海トラフ地震(東海地震)、富士山噴火のシナリオが待ち受けているのである。

 

もっとも、島村氏は太平洋プレート説を「阿蘇山噴火とは無関係」と言い切る。

 

 

小笠原諸島の海底火山の噴火はフィリピン海プレートと太平洋プレートの間、首都圏の地震はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの間で起きました。今回の阿蘇山噴火は、中央構造線の活発化が原因の可能性があるため、これらの地震、火山噴火の関連性は認められません」(島村氏)

 

 

 

10月21日には東海道南方沖を震源とする深さ380キロメートル、M5.8の地震が発生したばかり。栃木県宇都宮市で震度3、関東各地で震度2を観測した。

 

首都直下地震、南海トラフ地震は100%きます。首都圏では先の直下型地震(10月7日、震度5強)の1000倍大きい地震が発生するのは間違いありません。南海トラフも刻一刻とXデーに向かっています」(同)

 

 

コロナの次は災害がくるかもしれない。

 

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