こんにちはカリアゲです。
ラッパー・SEAMO(45)が30日、自身のツイッターを更新。28日、29日に愛知・常滑市で開催されたヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI」について、「僕らの苦労が一瞬で水の泡になる…」と無念さをにじませた。
同フェスを巡っては、ノーマスク参加者がいたことや酒提供、密状態をはじめ新型コロナウイルス感染対策が徹底されていなかったと批判が集中。
愛知県の大村秀章知事や常滑市の伊藤たつや市長が、主催者側に抗議する意向を示している。
SEAMOはこの日、ツイッターで「あれやられたら僕らの苦労が一瞬で水の泡になる…」と吐露。自身も同県出身で音楽シーンを盛り上げてきただけに、「愛知県にも、お客さんと共にしっかりと感染症対策をやっているライブイベントもあるのに」とつづった。
あれやられたら僕らの苦労が一瞬で水の泡になる…。愛知県にも、お客さんと共にしっかりと感染症対策をやっているライブイベントもあるのに。
— SEAMO (@SEAMOjyukucho) August 30, 2021
地元テレビでも報道 東国原英夫もコメント
30日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」では、緊急事態宣言下の愛知県で開催されたヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI2021~the next story~」の問題を取り上げた。
このフェスでは数千人の観客がマスクが密状態でほぼノーマスクで歓声を上げ盛り上がっている動画がSNS上で拡散され炎上。
酒類の販売したいたことも明らかになり、愛知県の大村秀章知事が主催者側に抗議。
フェスに出演したラッパーのZeebraらが謝罪する事態となっている。
この問題について元宮崎県知事で政治評論家の東国原英夫(63)は「やはり強制性のある要請が必要。お願いベースの要請ではこういうことになる。自粛疲れの気の緩みがこれに集約しているように思う」と現在のやり方の限界を指摘。
その上で「強制性のある罰則規定が必要」と持論を展開した。
AKー69も謝罪
「AK-69」が30日、自身のツイッターを更新。愛知県民や日本国民に謝罪した。
「『NAMIMONOGATARI2021』の出演に関して」と題した文書を添付。「愛知県民の皆様をはじめ、国民の皆様に多大なご迷惑をおかけし申し訳ございません」とつづった。
同フェスは当初、県のルールにのっとり、新型コロナウイルス感染対策を行うことを明言していたが、数千人の観客が密集してノーマスクで歓声を上げる動画がネット上に拡散。酒類の販売も行われており、非難の声が上がっていた。
AK-69は「主催者からは県のガイドラインに沿った万全な感染対策が成されているという話を聞き、出演させて頂きましたが、十分な対策が成されているとは言えない状況でありました」と、新型コロナ感染対策が不十分だったことを認めた。
続けて「緊急事態宣言下での開催にあたり、来場されたお客様や出演者、スタッフの安全を考え、HIPHOPシーンを牽引していく立場の人間として、自らは出演辞退、イベントの開催中止を主催者側へ提案すべきでした」と悔やんだ。
最後に「改めて、この度は多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」と謝罪した。
— AK-69 OFFICIAL (@ak69_official) August 30, 2021
なお、同フェスについては、出演したラッパーのZeebraもこの日、自身のツイッターで当日の感染対策の不十分さに気づき、主催者サイドにマスク着用の徹底などを求めたことを告白。
その上で「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪していた。
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