こんにちはカリアゲです。
愛知県常滑市で開催された野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」で酒類が提供されるなど新型コロナ対策が徹底されなかった問題で、大村知事は6日、参加者対象のPCR検査で同日までに、2人の感染が確認されたと明らかにした。
イベントは8月29日に県国際展示場で開かれ、主催会社によると、約8千人が参加。県と名古屋市は参加者を対象に無料のPCR検査をしており、6日現在で計958人が申し込んだ。
フェス主催者は謝罪するが批判殺到
先月8月28、29日に愛知・常滑市内で開催されたヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」が、新型コロナウイルス感染防止対策をめぐり批判があがっている件で、主催者側が30日、公式サイトで経緯を説明し、謝罪する文書を掲載した。
しかし、この「謝罪文」についてもネット上では「言い訳、責任転嫁」「なにを詫びている?」「文章が稚拙」などの多くのツッコミが入っている。
同文書では冒頭に「地域の皆様、全国の皆様、関係者の皆様そして、今まで音楽業界、イベント業界を支えてきて頂いた関係各位の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしてしまった」と謝罪。その後、経緯説明をした。
そこでは「8月18日までの10日前までの時点で、今年の開催が可能な事、過度な飲酒でなければお酒の提供も可能という状態で愛知県から話を頂いた」
ことや「その日から常滑市が蔓延防止重点処置地域に指定され」
「この時点で酒類の販売の自粛要請も頂いていましたが、一部キャンセルできない物を販売しますと愛知県担当者に報告をし、過度の飲酒にならない様、お一人様二杯までとし、アルコールはアルコールチケットで販売をし杯数の管理をしていました」と説明。
ステッカーやエリア外飲食の禁止、マスク着用のお願いなどの感染予防対策を「イベント会場内でその期間できる範囲以内の対策を講じ」たという。
しかし「その後、8月27日イベントの前日に緊急事態宣言が愛知県に発令されてしまいました。イベント当日を翌日に迎え、全ての準備が終わっていたタイミングでした。そのタイミングでイベントを中止や延期にすることが物理的にできませんでした」としている。
さらに「イベント当日は8000人を超える観客が来場し、ソーシャルディスタンスは守られず、常に密な状態になってしまいました」とし、注意喚起をナレーションや大型画面で行ったとしている。
しかし「結果として、大規模な音楽イベントの感染予防対策に対する認識の甘さが全国の皆様に多大なご心配をかけてしまった事を心より深く反省致しております」
とつづり「全て制作会社の弊社に責任があります」と締めくくった。
これに対して、ツイッター上では「前日ではなく、4日前には緊急事態宣言が出ることは分かっている。言い訳がへた」
「おれたちは悪くない。緊急事態宣言をイベント前日に出したのが悪いというのはよく分かった」と宣言発出がイベント前日だったことが中止できなかった理由にする点を批判。
コロナ禍では開催前日に急きょ中止にする例もあることから「物理的に中止が無理ってなに?」と疑問があがった。
また、イベント後には名古屋市内で朝5時までのアフターパーティーが開催されたことについて触れていない点もツッコむ声があった。
「言い訳、責任転嫁、医療従事者への謝罪なし…なにを詫びてるつもりなんだろ。文章もあまりにも稚拙だし.中学生の書く文章じゃないんだから」と謝罪文書全体への稚拙さに言及する声もあり、
「お詫び文に代表者名も記さない」「責任はあるけど、責任はとらないんだよな」と責任の取り方に対する不明確さも追及された。
また「これ以上真摯(しんし)に向き合っている同業者の足を引っ張るのはやめてくれ。音楽はそんなもんじゃない」
「売上金を医療関係者に寄付してはいかがでしょう」と言う声も上がっていた。
コメントまとめ
参加した人、特に、マスクを外すなど羽目を外した人は素直に検査を受けるべきです。自分だけ感染するだけなら自業自得となりますが、感染させる可能性があるので。
やはり検査費用は、全額主催者に請求して、
払わせるべき。
明らかに陽性者がでて実害が出ているのに、
意図して密にして、チケット売りさばいて、
さらに酒自粛に応じず、酒も提供しているのに
全く請求しないなんて許されない。
検査費用の愛知県の税金負担は、全くおかしい。